歯周病が健康に害を及ぼす?!

「歯周病」皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ですが、歯周病がなぜダメなのか。なぜ健康に害を及ぼすかをご存知ですか?
そもそも自分が歯周病かどうかをご存知ですか?

今回は歯周病がどのような症状で、なぜ健康に害を及ぼすかを記事にしたい思います。

 

歯周病とは?

歯周病は歯肉や歯槽骨など歯の周りになる病気です。
歯を失う原因で一番多いのが虫歯ではなく、歯周病(歯槽膿漏)です。

歯周病の症状がひどくなると、口の中の細菌が増え、血液や呼吸器内に入り込み、心筋梗塞や動脈硬化、肺炎、早産等を引き起こしやすくなります。

歯科疾患実態調査(厚生労働省 平成28年度調査)では、歯周病の症状は10代から70代以上の世代で年々増加傾向になっています。

年齢階級(歳)

1999年

(平成11年)

2005年

(平成17年)

2011年

(平成23年)

2016年

(平成28年)

15〜24

10.4

7.2

8.5

17.6

25〜34

21.5 21.6 17.8 32.4

35〜44

31.5 26.6 24.3 42.6

45〜54

43.4 42.2 33.2 49.5

55〜64

50.0 49.8 47.0 53.7

65 〜74

45.5 48.9 46.5 57.5

75〜

28.0 36.5 44.9 50.6

 4mm以上の歯周ポケットを有する者の割合の年次推移

歯周病の原因

歯周病は歯周病菌が原因でなる病気です。歯周病菌は歯の表面ではなく歯と歯茎の隙間に潜みます。食べかすを餌にプラーク(歯垢)を作り、歯周周りを侵していきます。

この際に歯茎が炎症(歯肉炎)を起こし、出血などの症状が現れます。その後、歯と歯肉の歯周ポケットと呼ばれる隙間ができ、歯槽骨が破壊されることで最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病がアルツハイマー型認知症になる?!

歯周病で「認知症」!?「アルツハイマー」!?と思われる方が多いのではないでしょうか?しかしながら残念なことに歯周病が原因で「アルツハイマー型認知症」を発症する可能性はあります。
2019年11月に発表されました「世界初ヒト歯周病の歯茎で脳内老人斑成分が産生されていることが判明 〜歯周病によるアルツハイマー型認知症への関与解明の新展開〜」にその内容が記載されています。

人の歯周病の歯茎及び歯周病原因菌が、脳内老人斑成分を産生し認知機能の低下に繋がるそうです。
認知症の7割をアルツハイマー型認知症が占め、根本的な治療方法がないことから口腔ケアは予防の観点から非常に重要です。

また、アルツハイマー型認知症は突発的に発症する者ではなく、発症の25年前から成分が蓄積され、発症の15年前から海馬の体積を減少させます。アルツハイマー型認知症は、発症後5年以内で要介護となり治療方法は現在ありません。

出典:九州大学 世界初ヒト歯周病の歯茎で脳内老人斑成分が産生されていることが判明〜歯周病によるアルツハイマー型認知症への関与解明の新展開〜

歯周病対策5選

口腔ケアは健康的な生活を送るためにも必要不可欠です。
歯周病を予防・改善するには以下の項目を実践ください。

  1. 歯ブラシなどでプラーク(歯垢)を落とす
    歯周病の原因であるプラークは歯に付着している粘着性のもので、薬品だけでは落としずらくなっています。そこで、フロスや歯間ブラシ、歯ブラシを用いてしっかりと落としてください。
  2. タバコをやめる
    喫煙者が禁煙者よりも歯周病にかかりやすいという統計データがあります。
    また、タバコに含まれる化学物質が原因で出血がしづらくなり、歯肉を硬くすることで歯周病であることを自覚しづらくなります。
  3. 歯科医院を受診する
    自分が歯周病かわからないという方は多いのではないでしょうか。歯茎から血が出る方や、口臭のある方は特にですが、歯のクリーニングついでに是非一度歯科医院を受診してください。
    歯周病は初期段階であれば治療も簡単で、通院回数も少なくて済みます。
  4. 口の中の乾燥を防ぐ
    口の中が乾燥状態のことを「ドライマウス」と言い、唾液分泌が不十分で口が乾燥している状態を指します。
    ドライマウスは日本人の4人に1人が該当すると言われており、歯周病だけでなく虫歯や口臭の原因になります。
    無意識で口が開きっぱなしの方は、口を閉じ鼻呼吸を習慣化することで防ぐことができます。
    ストレスもドライマウスの原因となるため、ストレスの原因を除去することも対策の一つです。
    あまり知られていませんが、「マウスジェル」を使用することも手段の一つです。
  5. マウスウォッシュを使用する
    マウスウォッシュの配合成分の中には、細菌抑制効果が期待できるもの、殺菌効果が期待できるものが入っており、プラークの抑制や歯肉炎の抑制効果が期待できます。
    口の中の細菌を減らすことで、高齢者に多い「誤嚥性肺炎」の予防にもつながります。
    しかし、市販されているマウスウォッシュのなかには、口の中の乾燥を誘発するアルコール(エタノールなど)界面活性剤(POEヒマシ硬化油など)が含まれている物もあるため、選択する際は配合成分を調べてからご購入ください。

植物のチカラが口内を健康にする

 口腔ケアブランド「HÄLSA」は化学成分には頼らず、植物が持つチカラで口内を健康に。清潔な口内を実現できるよう、厳選した植物由来成分を配合することにこだわり誕生しました。

植物由来成分には、口臭を抑制する、炎症を抑える働きをするなど、口内を健康にするチカラがあります。

さらに、敏感な口内に含むものだからこそアルコール・界面活性剤・防腐剤・合成着色料の4つの成分を配合していません。

日々の歯磨き後の使用に加え、外出時に口内を清潔にします。
使用後は水ですすぐ必要はありません。


アルコールフリーでありながらすっきりとした風味の新感覚のマウスウォッシュ を体感し、是非これまでお使いいただいたマウスウォッシュと比べてみてください。

 

 

商品名:『ヘルサマウスウォッシュ』

価格 : ¥2,860(税込) 

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